自治医科大学整形外科の竹下克志です。この度、第31回一般社団法人日本脊椎・脊髄神経手術手技学会学術集会を担当させていただきます、伝統あるこの学会を主宰させていただき、誠にありがとうございます。2024年10月11日と12日に栃木県宇都宮駅に隣接するライトキューブ宇都宮での開催を予定しております。

本学会の特色といえば、整形外科医と脳外科医が一同に会して行ってきたことにあります。熊野理事長からも三つの理念すなわち　１．個人主体の参加、２．整形外科と脳神経外科の集学、３．世界と同時進行、を掲げて進めてきたことを教えていただきました。今回もこれらの理念を念頭に置いた学術集会にすべく準備を進めております。

自治医科大学整形外科の学内教授である木村敦先生を事務局長として運営に当たり、さらに副会長として獨協医科大学病院脳神経外科准教授の黒川龍先生と岩井FESSクリニック院長の古閑比佐志先生に参画していただき進めて参ります。

テーマは“脊椎脊髄手術の未来を拓く”、といたしました。上に述べました理念の背景として過去の経験や技術に囚われることなく、新規アイデアを取り入れることがあると感じて参りましたので、このテーマにて企画作りを始めているところです。

学会を行う宇都宮は東京駅から新幹線で48分で到着することからもお分かりのように、栃木県は首都圏に近いにもかかわらず自然に恵まれており肉・餃子・イチゴなど名物もたくさんあります。全員懇親会でその一端を堪能していただければと思います。学会での学術的なディスカッションで盛り上がると同時に風光明媚な自然を満喫できる栃木を味わっていただければと存じます。

第31回一般社団法人日本脊椎・脊髄神経手術手技学会学術集会
会長　竹下 克志
（自治医科大学整形外科）